考古資料解説会
考古資料館の展示資料についてもっと詳しく知ってみませんか? 考古資料館では毎月1回、展示資料のひとつをとりあげ展示室で対象の資料を前に、学芸員がちょっと深掘りな解説会を行います。テーマに取り上げた資料が使われた時代背景や研究の現状など展示資料を見ただけではわからない専門的なお話も行います。
考古資料解説会 全12回の内容
三谷遺跡の動物遺存体(食物残渣)
令和8(2026)年4月25日(土) 11:00~12:00
三谷遺跡は眉山の北麓、南佐古六番町に広がる縄文時代末から弥生時代初めの頃の遺跡です。この遺跡からは小規模ながら貝塚が見つかり、貝塚に集められたものを細かく分析していった結果、当時の人たちがどのようなものを食べていたのかがよく分かる情報を提供してくれました。これらの遺物からわかることについて解説します。
弥生時代の石器
令和8(2026)年5月23日(土) 11:00~12:00
弥生時代は金属が用いられるようになった時代ですが、石の道具も数多く用いられていました。これらの石器の用途や石の材質の特徴について説明するとともに金属器へと変化していく流れについても解説します。
弥生時代の祭祀具
令和8(2026)年6月20日(土) 11:00~12:00
弥生時代には様々な祭祀が行われていたと今られ、それらに関連した道具(祭祀具)が出土しています。徳島市内で出土した祭祀具の紹介とそれらの祭祀具が考えられる弥生時代の社会について解説します。
壺から埴輪へ
令和8(2026)年7月18日(土) 11:00~12:00
古墳に立てられた円筒埴輪の源流は壺を置くための器台だったと考えられており、器台と壺が一体化したものと考えられている朝顔形埴輪も存在します。
土器から埴輪へとどのように変化していったのかについて解説します。
三角縁神獣鏡―同范鏡論―
令和8(2026)年8月22日(土) 11:00~12:00
古墳時代前期の古墳の代表的な副葬品に青銅鏡があります。このうち三角縁神獣鏡は様々な観点から注目されている鏡です。
宮谷古墳からは三角縁神獣鏡が3面分出土しています。
第5回では三角縁神獣鏡の文様などの特徴について説明したあと、三角縁神獣鏡が注目される理由、宮谷古墳や徳島県内出土の三角縁神獣鏡について開設します。
彩色土器と施釉陶器
令和8(2026)年9月12日(土) 11:00~12:00
奈良・平安時代に土師器のなかに煤を吸着させて黒くしたものやベンガラを塗って赤くしたものがあり、これらを合わせて彩色土器と呼びます。また表面に釉薬を施して光沢感をだした陶器も現れます。このような土器が作られるようになった背景や用途について開設します。
腕輪形石製品
令和8(2026)年10月25日(日) 11:00~12:00
古墳時代前期の特徴的な遺物に腕輪形石製品があります。近畿を中心に地方に分布しており、徳島でも3基の古墳から出土しています。
今回はスポット展示の巽山古墳出土車輪石の解説を交えて腕輪形石製品の意義について解説します。
渋野丸山古墳の埴輪
令和8(2026)年11月29日(日) 11:00~12:00
徳島県内最大の前方後円墳の渋野丸山古墳には様々な種類の埴輪が存在していたことが発掘調査で明らかになりました。出土した様々な埴輪についてそれぞれどのような形状の埴輪であったのか、また埴輪からわかることについて解説します。
瓦のデザインのルーツ
令和8(2026)年12月20日(日) 11:00~12:00
阿波国分寺跡から出土した軒丸瓦に施された様々な文様。これらの文様は元をたどるとどこの瓦の文様にたどり着くのでしょうか。軒丸瓦の文様の基本的な解説に加えて阿波国分寺跡から見つかった軒丸瓦について解説します。
大浦遺跡出土の鋳造鋳型
令和9(2027)年1月24日(日) 11:00~12:00
名東町3丁目に所在する大浦遺跡からは平安時代の鋳造鋳型が複数出土しています。鋳型が見つかること自体は珍しい事ではありませんが、大浦遺跡で見つかった鋳型は密教法具の鋳型で、これは全国的にも珍しい資料です。今回の解説では密教法具の解説も加えて大浦遺跡出土鋳型の重要性について解説します。
古墳時代後期の副葬品
令和9(2027)年2月21日(日) 11:00~12:00
古墳時代後期になると古墳の埋葬施設に横穴式石室を導入するなど古墳時代前期・中期と比較して様々な変化が生じ、副葬品にも変化がみられます。後期古墳の副葬品について基本的な説明と共に冬季企画展『徳島古墳大百科ー群集墳の時代ー』に合わせ、徳島県内の後期古墳から出土した様々な副葬品についても解説します。
一宮城跡と出土遺物
令和9(2027)年3月28日(日) 11:00~12:00
鎌倉時代に阿波国守護を務めた小笠原氏の傍系である一宮氏が築城した一宮城。発掘調査がおこなわれ様々な陶磁器が出土しました。これらの陶磁器から推測される事などについて解説します。
会 場
徳島市立考古資料館 展示室
対 象
どなたでも
定 員
無し
申し込み
事前申し込み不要。当日11時までに展示室入り口へお集まりください。
参加費等
全て無料

