とくしま好古楽倶楽部 第8回 ガラス勾玉をつくってみよう
とくしま好古楽倶楽部、第8回は押絵羽子板を作ってみます。
羽子板は羽根つき遊びでラケットのようにして使う道具です。羽根つきの羽根は胡鬼子(こきのこ)ともよばれ、胡鬼子(鬼)を羽子板ではねかえす(払う)さまが転じて羽子板に魔除けや厄払いの役割が見いだされるようになり、主に女性にあてて厄払いの魔除けの道具として贈られれるようになったと考えられています。江戸時代になると装飾性の高い羽子板を贈ることがはやり、人気の歌舞伎役者などを立体的に表現した羽子板がつくられるようになり、東京の浅草では、現在でも年末に羽子板市が開かれ風物詩になっています。
作りたい形に切り出した台紙の上に綿をのせ、それを覆うようにして和紙をかぶせていきます。
このような作業を繰り返して羽子板に張り付ける装飾を作っていきます。
あとは羽子板に上手に張り付けていくと押絵羽子板の完成です。
魔除け・厄除けの羽子板は、お正月に女性とくに生まれたばかりのお子さんへ贈るのが習わしとのことで、お正月前のこの学習会で手作りの飾り羽子板を作られてはいかがでしょうか。
学習会の詳細について
開催日時
令和7年12月14日(日)
午後1時から午後4時まで(作業の進捗具合をみて、午後3時ごろに自由解散)
申し込み方法
令和7年11月15日(日)よりお電話または直接資料館事務室へお申し込みください。
電話:088-637-2526
対象・定員
小学生以上の方30名(定員に達し次第募集を終了します。)
参加費・材料費
全て無料