とくしま好古楽倶楽部 第2回 鋳造を体験してみよう
とくしま好古楽倶楽部、今年度最初の好古楽倶楽部は体験を通して鋳造の仕組みについて勉強します。
氷を温めると溶けて水に変化するように、金属も高温で熱すると溶けて液状になります。溶かした金属を鋳型に流し込んで冷ますと鋳型の中の形にあわせて固まります。この原理を利用してモノをつくる方法のことを鋳造(ちゅうぞう)とよんでいます。
鋳造の技術が日本に伝わってきたのは弥生時代の初めの頃であると考えられています。ほとんどが青銅を原料にして製作されたもので、弥生時代の象徴的な遺物である銅鐸も鋳造の技術を用いてつくられました。
今回の学習会では、約140℃で溶ける低融点合金を使って弥生時代から古墳時代にかけて珍重された内行花文鏡のミニチュアをつくってみます。鏡面はしっかり磨くと実際に姿を映すことができます。
体験を通して鋳造の原理について学び鏡のミニチュアもゲットできる人気の学習会です。
学習会の詳細について
開催日時
令和4(2022)年5月8日(日)
午後1時から午後4時まで
活動の進捗具合をみて、午後3時ごろに自由解散する予定です。
申し込み方法
考古資料館受付へ直接または電話にてお申し込みください。
電話:088-637-2526
申込受付開始日:令和4年(2022)年4月15日(金)から
対象・定員
小学生以上の方30名 (定員に達し次第募集を終了します。)
参加費・材料費
全て無料
お願い
新型コロナウイルス感染予防のため、研修室には保護者であっても参加申し込みをされていない方の入室はできません。(入室を希望される保護者の方は参加申し込みをしてください。)
当日はマスク着用の上、手指の消毒と検温を入館時にお済ませの上でご参加をお願いしています。37.5℃以上の熱がある場合は参加をお控えください。