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とくしま好古楽倶楽部 第8回 人形(ひとがた)をつくってみよう

とくしま好古楽倶楽部、第8回は人形(ひとがた)づくりに挑戦します。

過去の作業風景1

奈良時代や平安時代の遺跡からは祭祀で用いられたとみられるまじないの道具が出土することがあります。人形(ひとがた)は、このまじないの道具のひとつです。

過去の作業風景2

古代の人たちは目に見えない心身の汚れのことを穢れ(けがれ)と呼び、この穢れが病気や災いを招くと考えていたようです。目に見えない穢れを落とすために、人形(ひとがた)や人形代(ひとかたしろ)と呼ばれる人の形をしたものに穢れを移して清めるという習慣があり、疫病が流行した時期などには頻繁におこなっていたことが分かっています。紙で作られた人形(ひとがた)は現在でもお祓いなどの神事で神社で見かける事が時々ありますが、今回は遺跡で出土する薄い木の板を材料にした人形を作ってみます。

参加者さんの作品

当日は古代のまじないや疫病の歴史について解説をした後で人形づくりに挑戦します。新型コロナの収束が見通せない今、人形を作って厄払いしてみませんか。

学習会の詳細について

開催日時

令和3(2021)年12月12日(日) 
午後1時から午後4時まで
  活動の進捗具合をみて、午後3時ごろに自由解散する予定です。

申し込み方法

現在参加者募集中です。
考古資料館の開館時間中(9:30~17:00)に考古資料館事務室へ直接又は電話にてお申し込みください。
電話番号:088-637-2526

対象・定員

小学生以上の方20名 (定員に達し次第募集を終了します。)
新型コロナウイルス感染予防のため、今年度のとくしま好古楽倶楽部は事前に参加申し込まれた方のみ会場へ入室できます。参加を申し込まれていない保護者の方も入室できませんので、ご了解ください。

参加費・材料費

全て無料

お願い

新型コロナウイルス感染予防のため、研修室には保護者であっても参加申し込みをされていない方の入室はできません。(入室を希望される保護者の方は参加申し込みをしてください。)
当日はマスク着用でご参加をお願いしています。37.5℃以上の熱がある場合は参加をお控えください。